2013年 05月 24日
長崎八景!8-2
「帰帆」は故国や港に帰ること。
この絵には波を蹴立てて入港する唐人船が描かれている。
船全体が鮮やかに彩色され、左の沖には八郎嶽が薄墨の形で現されている。
右側の海辺にある社は、金貸大明神であろう。
長崎港に入港する時、一番狭いところなんです!
現在、女神大橋が架かる長崎港の入口。
この付近を描いている!
豪華客船も通るので、絵ほど狭くない!狭い入口を横から撮影!
かつてその左右の山崖を、西側を男神、東側を女神と呼んでいたそうです。
越中先生のお話。
「男神の下に神崎神社(こうざきじんじゃ)があり、航海の神として唐船に乗って来ていた
唐人達の信仰も集めていたんですよ。
唐船は、この神崎神社の前で船を泊めてお祈りしたそうですよ。
長崎港の一番狭くなった場所で、両側には海を監視する番所も置かれていました。」
橋の下から見るとこんな感じです!女神大橋を渡り中心部より、八郎岳方面を撮る!
女神大橋を渡りきった付近で、現在も女神大橋の上から神崎神社、金鍔谷を見ることができる。
八景は元々は中国の瀟湘八景(しょうしょう)から近江八景として琵琶湖周辺を選んだようです。そして広重の近江八景、金沢八景などが生まれたようです。同じ風景画ですが東海道物とは違うようです。
浮世絵と対比で神社が入れば完璧だったんでしょうが、浮世絵は結構俯瞰した絵が多いので構図的には難しかったんでしょうね。
散策もそうですが昔の施設などが変わらず残っているのは今や寺社位でしょうね。ですから寺社めぐりが多くなってしまいますね。
この浮世絵と現実の場面を合わせるのは結構大変だったでしょう。私も江戸百景などで浮世絵コピーを持って何度か廻った事がありますがもう殆ど東京は変わってしまっています。寺社が描かれている処、川、海位ですがそれも護岸工事で変わっています。
大変でしょうが楽しみにしています。そして其処からまた新たな歴史散策が発生してきますよ。
最近、長崎は、PM2.5も多いですが、急に暑くなり
30℃近くなる日もあるくらいです。
そちらは如何ですか?
暑くなりすぎると、散策も大変なので、以前行った時撮った
写真なども使いながら、八景を紹介させてもらいます。
確かに、昔の風景を楽しむのは、難しいですよね!
特に、関東近辺は、浮世絵の世界と現実は大きく様変わりで
どこから見て描いたかを探るのはとても大変ですよ。
まだ長崎は、多少面影があるので、追いかけて行きますね!
雨が降らないのがちょっと困り者です。
これからは水を持って歩かないといけないですね。
そうそう前に東京水を書きましたが、旨い水は今のところ一戸建ての直接蛇口から出る場合だそうです。マンションなどは一度貯水槽に上げてから配水するので駄目なようです。
そうですか?
同じように暑いのですね!
これからは、水分補給をシッカリして歩きます!
だけど、ほとんど車で移動しますがね。
そうですか!
マンションの水は、旨くないのですか?
ま~水は、スーパーで買うか、自然に出る湧水を
汲みに行って飲みます!
長崎の水は、直で飲まないので分かりませんが
どうなんだろう?
湧水が出るところまで、約2時間ほど掛かりますが
美味しい水がただで汲めるので、無くなったら行きます!
数か月に1回で十分持ちますよ!