2011年 08月 16日
長崎以外の方に「精霊流し」を紹介します。
しかし、雨が降ったので、皆さん大変だったと思います。
雨の精霊流しは記憶に無い。
ほとんど、暑い中での精霊流ししか覚えてません。
雨の精霊流しより、晴れた日の精霊流しがイメージが湧く。
だから、昨年の精霊流しの様子を県外の方中心に紹介したい。
長崎にお住まいの方は、私より詳しい人いっぱいいるから・・・。(汗)
私は専門家じゃないので、私なりの知識で書かせてもらいました。
長崎の精霊流しは、さだまさしの歌とは、うらはらに、物凄い
爆竹がバンバン鳴り響き、硝煙の臭いたちこめて、とにかくうるさい。
そして、花火代が半端じゃない。
まるで「お祭り」のような精霊流しなんです。
路面電車の線路上でも平気に爆竹や花火をする。
そのやった花火は、路上に捨て放題だし、花火が終わるまで電車は止まって待つ。
警官も、この日は大目に見て、何も言わない。
あまり酷いと、やっぱり注意されるけどね。
酒も入った状態で、精霊船を流しにくる人もいるから、おかしな奴も出る。
昔は、刃傷沙汰もあったと聞きます。
私は長い間、長崎にいなかったので、聞くところによると{景気の良い時}
長崎で一晩で使われる爆竹、花火代、2億円
そのカスの掃除費用5000万円(役所が担当)、徹夜で綺麗に掃除除去します。
精霊船は500隻以上、一隻平均100万円かかるとして5億円。
その他酒手なども含むと、全部でゆうに10億円近くのお金が一晩で動くであろうしろもの。
とにかく、長崎に住んでると、イベントが多くてお金が掛かる。
だから、経済的に苦しい家族は、故人の船を流せない人もいますよ。
このような行事、「精霊流し」としては、全国には例のないものではないでしょうか?
でもやっぱり「精霊流し」
たまに、ちいさな子供さんの船らしき、アニメなどが描かれたかわいい精霊船を目にすると
なんともいえない、やるせなさがこみ上げてきてしまいます。
爆竹がいっぱい詰まったケースその物に火をつけるパターン。
原爆みたいに火の粉と煙が立ち込める。それも、路面電車が走る線路の上だよ。
危険きわまりない。昔はこんな事はしなかったよ!精霊船には、うん十万円もの花火が準備されてる船もあるのです。道路上には、爆竹のカスがいっぱい。
引っ張る精霊船と担ぐ精霊船がある。これも、路面電車の線路上だが、警官も大目にみてる。
最後に、昨年のさだまさしのお父さんの精霊流しの様子が分かる、YOUTUBEが見つかりましたので
動画をお届けいたします。
雰囲気が分かると思います。
でも、最後はこうなります。ガラクタとして壊され、ゴミとして処分されます。
環境保全の為、海には流しません。
そう、たった一夜の命。
勿体無いよね!