2010年 10月 12日
心に残るハワイアン歌手・“IZ”
ハワイアンバンドのボーカルをやってますので、伝説のボーカリストのお話を。
その人の名は、通称“IZ”ことイズラエル・カマカヴィヴォオレ。
ガザ地区にある例のユダヤ教の国、イスラエルじゃありませんよ。
彼のことを知らない最初の頃は、間違える人いっぱいいたから・・・。
彼は、ハワイ語でいっぱい曲を歌っていますが、今日、紹介しますのは、原曲は、ハワイアンじゃないです。
けど、彼が歌って日本でも数多くの映画やテレビ番組などで使用されていることで知られる超名曲"What A Wonderful World" は皆さんもご存知と思います。
私も彼のCDは数枚持ってますよ。
一瞬、小錦かと間違えてしまう超デブ。
CDショップに行って、初めて手にした彼の写真を見て、ぶっ飛びましたよ。
この人が歌手?
この体が原因じゃないかと思われますが、彼はもうこの世に居ません。
1997年6月26日、妻と1人娘を残して(満38歳没)で亡くなってますが、まだ根強い人気です。
今、小錦が胃を小さくする手術を受け、かつ減量して普通の人と変わらない体重に変身してますよね。
これって、おそらくこのままでいたら、心臓が持たなくて「死ぬよ」って言われてるはず。
私が、バイパス手術をしたのも、「このままでは死ぬよ」ってドクターに言われたからです。
そして、この“IZ”の若くしての「死」は、少なからず小錦に影響はあたえているはずです。
今日は、イズラエル・彼のボーカルをお聞き願います。
ウクレレ一本での演奏で、これだけ心に沁みるのは他にいないんじゃないでしょうか・・・・・。
動画の最後に(3:40付近)、彼の焼かれた灰が海に撒かれるシーンが、一瞬だけですが流れます。
とても感動的である。
こう言うシーンを見ると、私も亡くなった後、海に撒いてもらいたいと思ってしまいましたよ。
人間って、こう言うハワイの自然を見せられると、生きているのではない。
自然と共に生かされている。
葬式に行くと、お坊さんの説法でこのような事を聞かされます。
改めて、この映像を見るとそう思います。