2014年 10月 30日
富士山は誰のもの?
そして、死ぬまでに1度は行きたいと言われている、日本一の山富士山!
しかし、御嶽山の噴火で戦後最大の犠牲者が出ましたが、富士山も活火山で
あることを忘れてはいけない。
大きな噴火以来300年ほど経ってる、浅間山も危ないなど、活火山に注目が!
富士山は誰のものと聞かれたら、ほとんどの人は「国のもの」と答えることだろう。
最近、世界遺産にもなったように、まさしく「日本の宝」ともういうべき山だし、
年間30万人以上の登山客が訪れる観光スポット。
すべて国のものだと考えるのはよくわかるが、実はこれは誤りである。
富士山の一部、八合九勺(3360m)から上は「私有地」なのだ。
「え~~私有地? どういう事?」って思うはず!
頂上に鎮座している「浅間神社」が持ち主なのだ。
浅間神社は、全国に1300以上あり、中でも富士宮市宮町に位置する
富士山本宮浅間大社は総本宮なのです。
このようなことからもわかるように、浅間神社と富士山の結びつきは古い。
そもそもの持ち主はあの徳川家康で、1606年に家康から大社に寄進されたと伝えられる。
ところが、明治維新後の1871年に国有地化。
戦後、全国で国有地された土地が寺社へと返還されたが、富士山頂だけは
一部を除いて返還されなかった。
1974年の最高裁判所の判決によって、あらためて浅間神社のものと認められたが、
それでもなかなか返還されなかった。
静岡、山梨両県の県境が画定されていないため登記できなかったのである。
それからさらに30年の時が流れ、2004年、財務省東海財務局が県境問題よりも
優先することで調整し、ようやく無償譲与したようだ。
こうして134年ぶりに、富士山山頂はもとの持ち主に戻ったというわけだ。
富士山の頂上というのは、正しくは神様の家。
個人の物ではないが、国のものではないことがお分かり頂けましたか!
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この話はそうですかと言いたいところですが伊豆にいてお客様を何度も5合目までお連れしましたから良く知っています。
世界遺産はこの富士山と言うより本来は宗教の山での遺産登録ですね。ですから余りマナーが良くない人が多くいると登録取り消しにもなりかねないそうです。
返事遅れました!
へ~お客さんを5合目まで連れていってたんですか?
それじゃ、富士山には詳しいのですね!
世界遺産って取り消しもあるのですか?
それは大変ですよ!
あれだけ登山客がいたら、ゴミもいっぱい出ますよね!
いつまでも、綺麗にして綺麗な富士山で在って欲しいです!