2017年 01月 30日
龍馬を撮ったのは、上野彦馬じゃないかも!
一般的には、日本での写真家の元祖である上野彦馬が撮ったと言われている!
1867年頃に、長崎の上野彦馬撮影スタジオで撮影されたと。
しかし、その上野彦馬の弟子に、「井上俊三」という土佐藩出身の人物がおりました!
他の土佐藩出身の人々は、井上に無料で写真を撮ってもらっていたようだ。
龍馬の写真は、スタジオは間違いなく上野彦馬のスタジオだ!
彦馬スタジオで撮ったと分かるのは、同じサイドテーブルで写っている多くの人がいるから!
そして龍馬の撮影者は、この井上だという説があります。
この話は、長崎の歴史を勉強している私の知人から、今日、聞いたばかり!
龍馬の立像写真の原板(湿板)は井上家に保存されていたようだし。
だから、撮影者は、彦馬じゃなく「井上俊三」と考える方べきだと言われます。
おそらく撮られたのは慶応3年(1867)1月で、龍馬が亡くなる10ヶ月前だと。
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長崎で日本初の貿易会社を兼ねた政治結社・亀山社中を結成した頃の事でしょうか。
色々と興味深いお話しですね。
タイトルを見たとき、一瞬この写真は坂本竜馬ではないかも・・・と見えてしまいました・・・^^;
写真を撮ったのが誰であれ坂本竜馬には違いないのですね!
ほんと、これに限らず、歴史は新しい発見で少しづつ書き換えられるようですね。
いいのか悪いのか、どれがホントなのか・・・
いままで良いとされていたものが、急に悪いことになったり・・・
常識が変わるのは変な気がしますが、しょうがないのかな・・・!?
長崎は、京都や奈良に比べて歴史は新しいですが
幕末の頃は、西洋文化が唯一入ってきた街だったから
面白い事件や、文化を見る事が出来ます!
写真が入ってきた時代と亀山社中にころは近いですね!
この写真が撮影されたころ、龍馬はまだ世には
あまり知られて無い頃。
だから、タダで撮ってもらった土佐藩の武士と一緒で
普段着のまま撮影したのかもです!
衣装がヨレヨレですからね!
この写真を撮影したころは、まだ有名じゃないから
原盤が残っていたとされるのが井上家であると言うから
井上俊三が、タダで撮ってあげた可能性が高いです。
普通、スタジオで撮影となれば、綺麗な正装に近い服に
すると思いますが、この写真の衣装はボロボロですよね!
きっと、どさくさに紛れて、撮影したかもです!
だけど、今思うと、彼の写真が残っていて良かったですよね!