あるファイナンシャルプランナーのお話から引用。
38才、独身のB子さんの年収は700万円。
12ヶ月で割ると1ヶ月約58万円にもなる。
ボーナスも含むから、平月は、ここまで貰ってないとおもうけど。
でも、お金が残らないような収入ではありませんよね。
が、お金が右から左に消えて行き、口座にとどまっていないそうです。
親孝行のつもりで払っている母のマンションのローンの返済7万円と、自分の家賃15万円。
残りのお金は、公共料金、昼と夜の外食費、そしてクレジットカードの支払いに消えているそうです。
問題はやはり、クレジットカードにあるようです。
転職をして収入がアップしたころから、クレジットカードで買い物をする機会が増え、
カードは3枚もっています。
「支払いが大変なときがあって、友人に相談するとリボ払いにすると家計管理しやすくなると言われて、
それから2枚のカードはリボ払いです」
リボ払いとは、どんなに買い物をしても毎月1万円、2万円といった決まった額しか引き落とされず、
残高は翌月以降に繰り越されます。
だけどね、ここがポイント、その残高には15%の高い利息がつきます。
例えば、あるカードで100万円のお買い物をして、残高スライドリボ払いを選択すると、
最初の返済額は3万円になります。
残高が減ると毎月の返済額も減りますが、返済が終わるまでになんと167ヶ月!
14年近くかかってしまうのです。
計算したら、3万円×167=5010000 なんと約500万円も払う計算だ。
返済しながらさらに買い物を続けると、延々と金利がついた返済がつづく事になります。
絶対止めよう、リボ払い!!!!!!
「大きな買い物をしても、いがいと出費が少ないよね」と勘違いするリボ払い。
そのカウンセラーは、B子さんにこんな話をしたそうです。
もし、カードの支払いに回っているお金を、10万円ずつ貯めるとしたら、25年後には3000万円になります。
それを、リボ払いの金利のおよそ半分の8%で運用したら税引き前で9500万円になります。
「9500万円ですか?!950万円じゃなくて?」
B子さんは、おもわずため息をついたそうです。
家のローンも計算すると約2倍の額を払う計算になってるね。
知ってた?
カウンセラーは、これからは、カードを使わずに、その都度現金で買い物するようにアドバイス。
私は現金しか使いませんです。
はい。
地獄が待ってますよ。